ルールや規範に忠実で、何事も真面目かつ誠実に取り組むことをよしとするタイプです。
規律や規則から外れた行動を嫌い、組織に属している間はトップの指示や命令に対して忠実に行動しようとします。
安全性や信頼関係を尊ぶため、周囲からは品行方正・質実剛健な人と表されます。
タイプ6の長所
自分が属する組織からの指示・命令は絶対で、自分の持てる能力で尽くそうとします。
共に仕事をする人にとっては信頼に足る人物であり、責任のある業務を任される事も少なくありません。
ビジネスはもちろん、家族や友人に対しても情に深く、親身になって相談に乗ったり、問題解決をサポートしたりします。
自分のコミュニティを脅かすリスクは徹底的に排除しようとするため、行動は常に慎重で、安全策を採用する傾向にあります。
実際、タイプ6の人が手がける仕事はリスクが低いため、堅実性を重視する局面で重宝されます。
ルールやマナーを重んじ、組織に対して忠実でいる姿勢は、社員の模範ともなるべき存在といえます。
タイプ6の短所
規律やルールに則って行動することで安全や安定を確保するタイプ6の人は、突発的なトラブルやアクシデントを非常に怖れます。
トラブルの兆しの有無にかかわらず、常に不安にとらわれているので、物事に対する判断や決断が遅れることがあります。
また、基本的に頼りになる人に従事することで安心感を得るタイプなので、リーダーに抜擢されたり、責任ある決断を迫られたりすることに抵抗を覚えます。
他人に依存しやすいタイプでありながら、自分を守るために他者を信じ切れない面もあり、人間関係に疲れやすい傾向にあります。
タイプ6の動機
タイプ6の人は、自身の役割をしっかり果たし、組織の一員として認められたいという願望を持っています。
規律やルールに従っていれば安定した地位を得られると信じているため、組織やトップからの正式な命令・指示であれば、立派な動機となります。
タイプ6の自己価値
タイプ6の人は、組織から信頼される人間であると自認したとき、自己価値を実感できます。
サラリーマンやOL、自衛隊員など協調性を求められる職業に向いていますが、ルール・規律を重んじる法律家なども適職です。