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デスクに置かれたノートパソコン
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常に自分の理想・目標に向かって努力する意思を持つタイプです。

物事が順調に進んでいる時でも、「もっといいやり方があるのではないか」「さらに改善すべき点があるのではないか」と自問し、より高みを目指す傾向にあります。

その意欲は自分の成長やスキルアップだけに留まらず、周囲の人や環境も対象となるため、しばしば職場環境を安定させるリーダーに抜擢されることもあります。

タイプ1の長所

タイプ1の人の長所は、責任感が強く、一度これと決めたら最後までやり通す意志の強さを持ち合わせているところです。

困難な事に直面しても決して逃げ出そうとせず、持ち前の向上心や勤勉さを活かし、最終的には物事を解決へと導きます。

無駄を省き、合理的に動くことを好むため、タイプ1の人が提案する計画は現実的なバランスに長けており、業績・売上アップなどに貢献します。

また、曲がったことや不正なことを嫌う強い正義感の持ち主でもあり、えこひいきや悪しき習慣の横行を許しません。

それゆえに他者から「信頼に値する人」と評価されることも多く、ビジネス面では取引相手と良好な関係を築いていくことができます。

タイプ1の短所

完璧主義者で公正を重んじるタイプ1は、自分だけでなく、他者にも完璧さや公正さを求める傾向にあります。

ささいなミスや不正を許すことができず、他者を批判し、意思や行動を正すことを求めます。

自分なりの正義・道徳に基づいて行動しているため、そこから大きく逸脱した言動を取る人とは相容れず、しばしば独善的になることがあります。

また、何事にも完璧を求めるあまり、一つのことに時間と手間をかけ過ぎるのも短所のひとつです。

仕事の精度は高くなりますが、そのぶん時間に追われやすく、心身に負担がかかることも少なくありません。

それでいて他人に助けを求めることは苦手なので、いつの間にか自分のキャパシティを超え、苦悩するケースも目立ちます。

タイプ1の動機

タイプ1の人は、常に正しいことを行いたい、間違いを犯したくないという気持ちを持っています。

 

自分なりの「正義」や「倫理」「真理」の基準に沿っているかどうか、それらを実現するために必要な手段であるかどうかが、主な動機となります。

タイプ1の自己価値

妥協を嫌い、理想に向かって努力を惜しまないタイプ1の人は、「自分は現実的で、客観的に正しい行いをしている人間だ」と意識すると、自己価値が高まります。

公正さや、合理性が求められる職場で評価されることに喜びや達成感を覚えるので、医師や会計士、税理士、銀行員などの職業に向いています。

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